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  • 【アラスカの地を踏んだ日】

    初めてアラスカの地に立った。
    これがウィルダネスと呼ばれる自然なのか。
    スケールが大きすぎて自分が本当にここにいる実感が湧いてこない。

    地球を頭に思い浮かべ、この人里離れた土地にポツンといることを想像する。
    すると少しずつ鼓動を感じ、胸が高鳴っていることに気づいた。

    自分はここにいる。
    そのように感じ始めると周囲の景色がしっかりと目に入るようになった。

    どこまでも続く谷、その中を流れる川。

    そのどこにも人が作ったようなものは見えない。川があれば橋があり、これだけ見渡せればどこかに人工物がある日本の自然とは違うものだった。

    ここでは風さえも違う。
    夏の暖かさに慣れた体は、北極海から吹く冷たい風に耐えることができない。
    体は芯から冷え切り、直接当たる顔は痛い。

    夏が訪れるのだろうが、ここは北極圏だ。
    少しも寒さに耐えられず、テントへと戻った。

    圧倒的なスケールの自然の中にいる。
    だが想像と違い、生き物の気配はしない。
    本当に動物がここにいるのか。
    そしてカリブーの大群はここを通るのだろうか。

    人間、生き物すら感じない。
    妻と一緒にいるのにも関わらず、私は何か生き物として孤独を感じているようだった。

    今ここには自分しかいない。

    誰からも意識されないこの土地を写真に残し、人と共有する。
    それが写真家として私がやらなければいけないことだと感じた。

    フィールで感じたことや自然の中で考えたことは、講演という形でもお話ししています。

  • Tradition of Wildlife

    過去の記事を再投稿(別サイトにて2019年8月28日投稿)

    Tradition of Wildlife

    訳すと野生動物の伝統となります。僕はこの言葉を大事に写真家活動を続けています。
    この言葉は野生動物が築き上げてきた生き方を尊重しようという意味を込めています。

    自然に生きる野生動物たちは数百、数千年変わらない生活を続けています。
    大雪山のキタキツネは花畑の中でウサギやネズミを獲り、ハイマツの根元に作った巣で待つ子ギツネに運び、それを与えるとまた狩りに出ます。

    アラスカのカリブーは出産に最適な地と冬を越すための土地を見つけ、常に移動することによって生き延びる術を身につけました。動物たちはそのような生活を遥か昔から続けています。

    伝統とも言える彼らの生き方を僕ら人間がこのまま壊し続けていいか。
    動物たちの生きる権利や尊厳を無視していいのか。
    僕は日々自問自答しながら過ごしています。
    そして動物たちが動物らしく生きる姿をこの先も見ることができる地球であってほしいと思っています。

    僕はあらゆるエネルギーを使いながら暮らし、撮影しています。
    車も使うし、アラスカに行くために飛行機やセスナも利用します。自然が大事だからと活動することによって、人より多くのエネルギーを使って自分は生きているんだと気づきました。
    僕は自然にダメージを与えながら撮影をしていることをしっかりと自覚して、写真を通して多くの人に自然の美しさや大切さを伝えなければいけないと考えています。

    将来、僕の写真を見てくれた人たちが人間の社会と同様に自然を大事にしようと思ってくれるように日々活動してきたいです。

  • 2022年11月白老ポロトの森キャンプ場

    2022年11月白老ポロトの森キャンプ場

    星空の下でキャンプ!!

    11月で今季営業終了の白老2000年の森ポロトの森キャンプ場で山仲間たちとキャンプをしてきました。冬に営業しているキャンプ場も増えてきましたが、それでも11月まで開いているキャンプ場はありがたい。そして何よりありがたいのは料金がなんと1人400円!!

    キャンプ場の基本情報

    <営業期間>
    4月1日-11月30日(2022年)

    <営業時間>

    9:00-17:00 
    (現在は完全予約制で当日の午前中まで予約可)

    キャンプサイト
    チェックイン13時以降 
    チェックアウト11時まで

    バンガロー
    チェックイン15−17時 
    チェックアウト10時まで

    <料金>
    フリーサイト
    大人400円 小人300円 
    ※100張り可能、ゴミや炭は回収してくれます!!

    バンガロー
    5000円(白老町民3000円)
    ※7,8月以外は暖房料金360円がかかるようです。1棟6人まで。

    シャワー
    200円 
    ビジターセンターが開いていればいつでも利用可
    (2022年は使用不可)

    温泉は日帰りで利用できるところがたくさんあるようです。
    わかりやすくまとめているサイトが下記の<しらおいナビ>さんのサイト。
    しらおいナビ

    <バンガロー設備>
    暖房、電源、照明、固定テーブル、イス四脚。
    寝具はないので寝袋などを持参する必要があるようです。

    <駐車場>
    駐車場はテントサイトやバンガローからは150〜200メートルほど離れていますが、荷物の搬入、撤収時は車でサイトまで乗り入れることができます。

    <禁止事項>
    ペット同伴、直火、爆竹や打ち上げ花火、カラオケ、発電機の使用、他の人の迷惑となる行為。

    ※花火については管理人の指定した場所で上記のもの以外なら21時まで可能なようです。

    アクセスと食材調達

    <アクセス>
    〒059-0900 
    北海道白老郡白老町白老
    ポロト自然休養林

    車で札幌から高速道路を利用すると1時間半ほどで着きます。最寄りは白老ICです。
    JRでも白老駅があるので行くことはできますが、キャンプ場まではタクシーか徒歩、ヒッチハイクしかなさそうです。

    <食材調達>
    札幌から近いので予め準備するか、もし何か忘れてしまっても近くの苫小牧にはスーパーやアウトドア用品店のモンベルがあります。白老町内にもコープやスーパーくまがいがあるので「食材足りない!!」となってもなんとかなると思います。
    スーパーくまがいは海産物がとても充実していました!!

    写真と記録

    白老の街から10分ほど走ると
    高速道路が見えます。
    ここからキャンプ場はすぐです。
    駐車場の看板が見えます。
    左が駐車場、直進がビジターセンター。
    まずは駐車場に車を置いてから
    歩いてビジターセンターへ受付に行きます。
    立派なビジターセンター。
    荷物搬入の時はセンター右横から車で入ることができます。
    受付は階段を上がると左手にあります。
    住所を書き、説明を受けて終了。
    キャンプ場の地図。
    第1サイトは全体的に傾斜があり、第2サイトの方が平らだと思います。
    第2サイトの広場
    第1サイトは写真(トイレがある方面から撮影)の奥の方が傾斜が少しあります。
    テントを張るとけっこう斜めになる印象でした。
    第2サイトの木が多い場所に設営。
    奥に広場みたいな場所もあります。
    トイレと炊事場が近いところに
    タープを張って集える場所としました。
    トイレの中はとてもきれい!
    女性用トイレを誰もいない時に
    嫁さんが撮影してくれていました。
    炭を熾して肉を焼いたり
    マシュマロを焼いたり
    ポテトを揚げたり
    パーコレーターでお茶を
    温めたりして楽しみました。
    本来はコーヒーを作るものですが、温かいものを飲みたくなったので
    朝も少し火を起こして撤収作業へ。仲間は木に張ったハンモックで一夜を過ごしました。羨ましい‥。
    撤収後、駐車場からすぐの林道を歩いて巨木を見に行きました。写真は下記ギャラリーに載せてます。
    近くの施設にはアイヌの文化を
    学べるウポポイ。入場料がかかるため、今回は断念。
    スーパーだけど海鮮丼が食べれるスーパーくまがいがあります。噴火湾産のタラの昆布〆めの半身を400円で買って自宅で食べました。
    ウポポイの近くにある観光施設、ポロトミンタラ。お土産などを買うことができます。

    一眼カメラのギャラリー

    今回の一品

    mont-bell(モンベル)
    キャンピングトートバッグL ¥8,800(税込)

    容量が100ℓの大型で頑丈な作りのトートバッグ!!キャンプ道具一式を詰め込んだりするのにも十分の大きさです。

    僕らはズボラなので写真のような詰め方になっていますがこの中には3人用テント、テントマット×2、封筒型の大きな寝袋×2、秋用のマミー型の寝袋×2、ヘリノックスチェアワン(折りたたみのイス)×2などを入れていました。

    物が飛び出さないように開口部が絞れるようになっており、砂や雨の浸入も最小限に抑えてくれます。肩がけや手持ちもすることができ、重い荷物を運びやすいような工夫もされているようです。

    キャンピングトートバッグL(モンベル公式サイト)

    自然豊かなポロトの森キャンプ場

    遊具などは全くないですが近くの小川には魚が泳いでいたり、ハリギリの巨木を拝みに行く散策路もあります!!夜には満天の星空を眺めながらエゾシカの鳴き声を聞きました。
    近くを散策して薪を割って火を起こし、ゆっくり自然に触れるというのはいかがでしょうか。

  • 2022/9/29 秋の大雪山 オプタテシケ山

    【 2022/9/29 秋山の十勝岳連峰 オプタテシケ山行】

    美瑛富士避難小屋の1キロほど手前から、オプテシケは右奥、左奥には北海道最高峰の旭岳。

    <オプタテシケ概要>

    オプタテシケは標高2013m、大雪山十勝岳連峰の中で一番北側に位置しています。
    北は旭岳やトムラウシ、ニペソツなどの東大雪、南は十勝岳連峰が全て望めます!!
    登山中はナキウサギの声を常に聞きながら歩くことができ、景色だけではなく
    動物観察のチャンスもあります!
    300名山に選定されていますが、それ以上の魅力がこの山にはあります!!
    今回は日帰りで登った山行記録を載せたいと思います。


    <登山タイムとログ>

    <山行時間>
    登山口 AM5:50~避難小屋 AM8:20(2時間30分)
    避難小屋 AM8:45~山頂  AM10:45(2時間)
    山頂で休憩(1時間45分)
    山頂 PM12:30〜避難小屋 PM14:25(1時間55分)
    避難小屋 PM14:30〜登山口 PM17:25(2時間55分)
    【所要時間】合計約11時間5分 18.6Km

    ※オプタテシケ山頂で2時間弱の天気待ち。
    ※帰りは余裕があったのでクマゲラを観察したり、うだうだしながらゆっくり下山。
    上記2点を加味すれば、10時間あれば余裕を持って日帰りで楽しめる山だと思いますが、体力や季節に応じて計画してください😄
    歩行スピードは普通ぐらいかほんの少し早い方かもしれません。


    <天気と気温>

    平地の天気(美瑛)は晴れ予報
    最高気温予想は21℃ 最低気温は7℃

    <実際の気温>

    時間場所気温
    5時15分白金温泉街6℃
    5時30分登山口5℃

    朝は秋らしく冷え込みましたが、日中は気温が上がったようです!
    稜線は気温計では10℃前後、風も少しあり霧で日差しもなかったので止まると薄いフリースを着ていても少し寒く感じました。

    <登山口と最寄りの休憩所>

    【美瑛富士登山口駐車場】
    https://maps.app.goo.gl/4Um3csnFjXUtzzwC7?g_st=ic

    【道の駅 びえい 丘のくら】
    https://maps.app.goo.gl/AwzD6RPQ1f6nRQmx6?g_st=ic
    ☆美瑛の街中にあり、コンビニなどが近く便利。お土産も豊富☆

    【道の駅 びえい・白金ビルケ】
    https://maps.app.goo.gl/fn938QyJGqgjx7fx9?g_st=ic
    ☆駐車場が広く、ノースフェイスのお店やハンバーガー屋さんもある!有名な青い池もすぐ近く☆

    【白金温泉公共駐車場】
    https://maps.app.goo.gl/KfL5VCjBx1nx2BWv7?g_st=i
    ☆登山口から最寄りで白銀温泉街にあります!
    トイレの外装は古いですが、便座はきれいになっていました☆

    【十勝岳望岳台 駐車場】
    https://maps.app.goo.gl/hZEtGijuoH3nQH3W6?g_st=ic ※冬季閉鎖期間あり
    ☆観光地としても人気できれいなトイレに自動販売機、ソフトクリームが売ってます☆

    コンビニは美瑛の街にセブンイレブン、ローソン、セイコーマートがあります!
    966号線のセイコーマートが登山口に向かう最終コンビニです!


    <装備一覧>

    ・行動中の主な服
    トレッキングパンツ(中厚手)
    薄手長袖ベースレイヤー(ウール50%+ポリエステル50%)
    半袖Tシャツ(ポリエステル100%)
    薄手のフリース(グリッドタイプ)


    ❇︎1日中着ているわけではなく、調節をしながら歩行しました。稜線では風が少しあったのでフリースとレインウェアを着て歩いた時間帯もあり、樹林帯ではフリースを脱ぎ、ベースレイヤーと半袖Tシャツで歩きました!

    ・その他の持ち物
    レインウェア上下、薄手ダウンジャケット、グローブ(フリース、薄手ウィンドシェル)ネックゲーター(ウール薄手)、ジェットボイル(登山用バーナー)、コップ、エマージェンシーキット、地図、ヘッドライト、携帯トイレ、トイレットペーパー、サングラス、行動食、カップラーメン、お水3リットル(飲み水含めて)、クマスプレー


    <写真と記録>

    966号線を進むと十勝岳温泉の青看が出てきますが、
    そのまままっすぐ進みます。
    橋を2本渡ると右に脇道が出てきます。
    木に登山口の案内看板が打ちつけられています。
    脇道を進むと右手にゲートがあります。鍵はかかっていないので開けて中に入ります。(開けた後は閉めましょう)
    あとはそのまま道なりに行くと登山口、その奥に駐車場があります。(駐車スペースは10台以上はあります)
    登山口で届けを記入(ここ最近、携帯トイレを持っているかという欄がありますね)
    スタートはこんな感じの道で15分ほど進むと…
    (5:50)
    少し急な土手を登り登山がスタートって感じです。
    (6:05)
    すぐに出てくる苔の森。とても綺麗です。
    (6:24)
    木には案内板ががあり避難小屋までは4Km。
    (6:32)
    避難小屋まで3Km。
    (6:55)

    2つ目の看板を過ぎると大きな石がゴロゴロしています。進むと…
    (7:02)
    天然庭園へ。休憩に座れそうな岩がたくさんあります。苔などがあり雰囲気のいいところです。ナキウサギも鳴いています。
    (7:07)
    ここからは笹とぬかるみの道が少し続きます。
    奥には美瑛富士が見えます。
    (7:18)
    避難高山であと2Km!!
    (7:20)
    ここまでくると遠くにオプタテシケが見えます。
    (7:24)
    オプタテシケまでのベベツ岳などの稜線が見えます。
    (7:36)
    小屋まで残り1Km。
    (7:55)
    ぬかるみの歩きづらい道。
    (7:57)
    笹で足元が見づらい道。
    石垣山がだいぶ近くに。
    (8:07)
    小屋まで0.5Km。
    (8:10)
    ナキウサギの住処、石垣山が目の前に。
    (8:19)
    ついに小屋に到着。
    ここで朝食のため20分ほど休憩。
    (8:24)
    携帯トイレブース。
    中はこんな感じ。
    小屋の中はかなり広々。
    汚くて見せるのが申し訳ないですが、
    自分の中で流行っているPB&J。
    ピーナッツバターにジャムを塗ったサンドウィッチ。
    小屋からは左方向、石垣山の方へ向かいます。
    ゴロゴロしているガレ場に向かえばOKです。
    (8:45)
    石垣山に向かう道は少し不明瞭ですが、
    ペンキを目印に登っていけると思います。
    (8:52)
    石垣山の東斜面。左側は山頂ですが登山道はありません。
    いい時期にくればチングルマの草紅葉が綺麗そうです。
    (9:09)
    ベベツ岳山頂付近。
    (9:38)
    ベベツから少し下り、ここから岩がゴロゴロしてきます。
    ホワイトアウトすると進む道が見えづらいですが、
    ケルンや石が岩の上に置かれていたりします。
    (9:40)
    完全に視界がなかったので一気に山頂まで進みました。
    ここから2時間弱、天気待ち。
    (10:45)
    今年モンベルから出た行動食エナジーバー。
    お土産で貰ったお洒落なブルーボトルコーヒーの
    インスタントと羊羹がうますぎた。
    stasher(スタッシャー)にトレイルミックスを入れました。
    スタッシャーはとても便利なので
    違う機会に記事を載せたいと思います。。
    山のラーメンは一番美味いという説。
    ついに晴れてくれました!!
    十勝岳方面やトムラウシも見ることができました。
    下山開始。行きで見れなかった山頂を振り返る。
    (12:43)
    ベベツ岳へのガレ場の登り。
    (13:15)
    ベベツへの登りは岩がゴロゴロしています。
    (13:32)
    ベベツと石垣山のコル。
    (13:58)
    石垣山から小屋への下り道。
    ペンキがしっかりと塗られています。
    (14:10)
    小屋は右という看板が見えました。
    (14:19)
    テント場はそこまで広くありません。
    (14:24)
    登山口に戻ってきました!!
    (17:25)
    白金温泉の公衆トイレに携帯トイレの回収BOXがあるようです。

    秋になると日照時間が短くなるので時間がタイトにならないよう注意が必要ですが、十分に余裕を持って楽しめました。
    7月などは行動時間も長く確保できるのに加え、高山植物の時期でもあるので少し体力が心配という方も夏の時期に登ってみるのもいいかもしれません!テント泊でもめちゃくちゃ楽しめると思います☆

    今回は写真をゆっくり撮る時間はなかったのですが、ミラーレスカメラで撮影したギャラリーを良ければご覧ください。

    <SONYα5100で撮ったギャラリー>